「SPB Backup」に関する注意点について

NTT DoCoMo T-01A Windows Mobile 6.5化ガイド
今回は、NTT DoCoMo社から販売されているWindows Mobile 6.1搭載のToshiba T-01AをWindows Mobile 6.5へファームウェアアップグレードするためにSPB Backupを使った例について解説します。

Windows Mobileに対応した各種バックアップソフトウェアがありますが、現時点ではToshiba T-01Aのアップグレードには、SPB Backupが問題を最小限にアップグレードが可能です。

ファームウェアアップグレードは、下記の手順で行います。

・必要なソフトウェアの準備(ダウンロード)
・不要なファイルの削除
・バックアップイメージの作成
・設定の確認と変更
・ファームウェアのアップグレード
・バックアップイメージのレストア
・分かっている問題
■必要なソフトウェアの準備
作業を進める前に、下記のソフトウェアおよびファイルをダウンロ−ドします。

・ファームウェアアップグレード
東芝T-01Aサイトからアップグレード用ソフトウェアをダウンロードします。
T-01A Windows Mobile(R) 6.5 OSバージョンアップ

バックアップソフトウェア SPB Backup バージョン2.10
最新バージョン(2.10)を再ダウンロードしてインストールしてください。
▼ PC ▼
https://store.bbsoft-direct.com/bsdp/catalog/contents_list.php
▼Mobile▼
https://store.bbsoft-direct.com/bsdm/catalog/contents_list.php
デバイスは、必ずAC電源を接続した状態にしてください。
■不要なファイルの削除
バックアップイメージを作成する前にエクスプローラを開いて、不要なファイルを手動で削除することをお勧めします。
その他アプリケーションをインンストールした環境でアップグレード/レストアを作業をする前に、インストールしているアプリケーションがWindows Mobile 6.5に対応していることを確認しておいてください。 Windows Mobile 6.5に対応していないことが分かっているアプリケーションはアンインストールしておくことをお勧めします。
ダウンロードしたcabファイルなどは、インストール後削除してください。
■設定の確認と変更
バックアップイメージを作成する前に、下記の設定を元に戻しておいてください。

・ブラウザ設定
[内部メモリを使用して高速化]オプションを解除します。[スタート]->[設定]->[システム]タブから[ブラウザ設定]を選択
この機能はT-01A WM6.5では提供されないため、オンのまバックアップ/レストアを行うとレストア後に、[RamDisk do not create]のポップアップが表示されます。この警告は無視してその後利用することができます。

・外部ストレージの暗号化
外部ストレージを暗号化している場合には、解除しておいてください。
■バックアップイメージの作成
SPB Backupをインストールし、実行してデバイスのフルバックアップを行います。バックアップイメージは、本体にも作成できますが、メモリカードを準備して外部ストレージに保存することをお勧めします。開いているファイルをすべて閉じて、不要なアプリケーションを終了します。

SPB Backupはバックアップを開始する前に実行中のすべてのアプリケーションを強制的に終了します。

SPB Backupを起動し、フルバックアップを行います。
SPB Backupはバックアップを中断、または完了するとデバイスを強制的にソフトリセット(電源のオフ/オン)します。
■ファームウェアのアップグレード
ダウンロードした、FWアップグレードツールを実行してファームウェアのアップグレードを行います。
実行手順の詳細は、T-01A Windows Mobile(R) 6.5 OSバージョンアップを確認してください。
■バックアップイメージのレストア
メモリカードを挿入して、作成したバックアップイメージを使ってレストアします。バックアップイメージファイル(exe)をエクスプローラから選択し、実行します。
レストア時には、[レストアのカスタマイズ]を選択します。
[システムデータ]を選択し、ボタンをタップして、[カスタマイズ]ボタンを選択します。

下記のファイル/フォルダのレストアを解除します。
\windows\スタートメニュー\メール.lnk
\windows\スタートメニュー\Office Mobile
\Program Files\AddressBookCopyTool
\Program Files\Arcsoft\PhotoBase\
\Program Files\Kinoma\
設定が終わったら、[OK]で保存し、[完了]で戻ります。

上記の製品は、新しいFWでは新しいバージョンで提供されているためレストア時に上書きしないでください。
デバイスのパスワードを設定している場合には、[レストアオプション]で[デバイスパスワードをレストアしない]のチェックボックスを解除してください。

※注意:デフォルト設定のままレストアを進めるとデバイスに設定していたパスワードが回復されません。レストア後、ご自身で再設定が必要になります。
 

レストアが完了すると、デバイスがリセットされます。再起動後、Windowsロゴが一瞬表示され、再度デバイスが再起動されます。これはROMアップグレードモードでレストアを実行したためです。

再起動後のWindows Mobile 6.5のメイン
■分かっている問題
SPB Backupを利用してToshiba T-01Aのファームウェアアップグレードを上記の手順で行った場合でも下記の制限があります。

現象 対策
Windows Liveにてサインインできなくなり、Hotmailが使用できなくなる。 Hotmailへの接続設定(パスワード)を再度設定します。
Exchangeメールがサーバーとの同期エラーによって送受信できなくなる。 パスワードを入力することで、正しく同期できるようになりましす。

その他、アプリケーションをインンストールした環境でアップグレード/レストアを作業をする前に、インストールしているアプリケーションがWindows Mobile 6.5に対応していることを確認しておいてください。
■旧バージョンでバックアップしたイメージをFWアップグレード後にレストアする場合
旧バージョンのSPB Backup ( バージョン2.10以前)で作成したバックアップイメージをFWアップグレード後のT-01Aにレストアする場合、本ページの手順に従ってレストア作業を行っても下記の問題が発生することが分かっています。

・SMSショートカットからスタート画面から削除される
・システム時刻が変わってしまう/レストア時の時刻の調整オプションで正しく時刻を設定されない

新しいバージョンのSPB Backupをインストールしてもバックアップ機能は旧バージョンで行われるため問題を回避することはできません。最新版でバックアップイメージを作成して作業してください。

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